メキシコ刺繍ブラウス・サン・アントニーノ白・鳥とパンジー刺繍旅行雑誌「フィガロボヤージュ」にも掲載された、メキシコオアハカ州の伝統的なデザインのハンド刺繍のチュニックブラウスです。白地にカラフルな刺繍糸で小鳥パンジーの花が刺繍されていて、とってもフェミニンな印象を与えます。胸元の花模様の下に並んでいる小さな人形の部分はアス・メ・シ・プエデスと呼ばれるスモッキング刺繍の1種で、スペイン語で「できるものなら私(人形)を作ってごらんなさい」という意味なのですが、一針一針数えながら根気よく刺していかなければならないのでそのような名がついたそうです。とても細かい刺繍なので刺繍部分を終えるのに1ヶ月以上かかるそうです。このブラウスの刺繍はそれぞれのモチーフが大きめですが、とても丁寧で完成度が高いです。裏側にも背中の中央と袖の部分に花々が刺繍されていて、お人形の刺繍も施されています。こちらは胸部分の切替上部分と下部分が違う布になっています。下部分は白ですが、上部分は少しキナリのような色合いになっています。刺繍のデザインや色の組み合わせは同じものはほどんど作られない、1点ものです。