メキシコ・ゲレロ州のヒョウタンの漆器・ブラック
メキシコゲレロ州のオリナラという村で作られている伝統的なヒョウタンの漆器(ぬりもの)です。
アステカ時代から伝わる伝統的な技法を用いて作られています。
すべて手作業でとても手間のかかる作品なので、メキシコの民芸品の中でもとても高価なものとなっています。
〔工程〕
ヒョウタンやウリ科の植物を1日水に浸け、翌日わたをくりぬき乾燥させます。
内側と外側を表面が滑らかになるまで磨きます。 すぐにチアオイル、または亜麻仁油を塗ります。
テコストレと呼ばれる油を混ぜた土で地塗りをします。その後色粉で底部の色を塗ります。
石で磨きつやを出し、着色土を加え層状にしていきます。
滑らかになるまでもう一度磨き乾燥させます。
チアオイルや亜麻仁油を混ぜた天然色素で絵付けします。
オリナラの伝統的なデザインは花をモチーフにしたもので、他に鳥などの動物が描かれることもあります。
一つの作品を作るのに20日ほどかかるそうです。
中には小物を入れたり、お菓子を入れたりしてもいいですね。
メキシコ風のインテリアにコーディネートされたい方にはおすすめのアイテムです。
サイズ 直径 約22cm 高さ 約14cm