メキシコオアハカ州で作られたシルバーピアスです。
このアクセサリーは「ミラグロス(スペイン語で奇跡という意味)」と呼ばれ、メキシコや中南米で広く用いられています。
ミラグロスはスペインの入植者によってメキシコにもたらされた習慣で、一般的には病気になったときにその体の悪い部分をかたどった(手や足など)金属の小さなプレートに治るようにと願掛けをします。
そして願いが叶えられたとき奇跡が起きたと考えられ、この金属プレートを教会に奉納します。
時代とともにそのモチーフやそれぞれに与えられる意味も増えていき、今では恋愛成就のお守りや仕事運アップのお守りなどとしても使われています。
ミラグロスには体の部位のモチーフの他、ハートや動物、祈る人、家、本、車など非常にたくさんの種類があります。
今回はロバのピアスをご用意しました。
動物は本来病気になった動物が治るよう、またいなくなった家畜が見つかるように祈るためのものでした。その他豊穣を祈願することもありました。
今ではロバは働き者という意味で、仕事運に関するお守りとしても使われています。
すべてオアハカの銀職人さんから直接購入したものです。
最近ではメキシコで需要が減ったため、ミラグロスを作っている職人さんもわずかです。
※裏面は彫りがなく、フラットな状態です。
サイズ タテ 約1.8cm ヨコ 約1.8cm 重さ(片方) 約2.5g
ご質問等ございましたらお気軽にお問い合わせ下さい。